三田紀房の投資マンガ『インベスターZ』を題材に、経済コラムニストで元日経新聞編集委員の高井宏章が経済の仕組みをイチから解説する連載コラム「インベスターZで学ぶ経済教室」。第100回は「日本のヌルさ」の逆説的な魅力を探る。小泉悠氏が糸井重里氏に語った言葉四季報創刊号を読んだ投資部メンバーは、現代まで残る大企業の淵源が戦前にまでさかのぼるのを知る。日本企業の長寿ぶりを考察するなかで、部員たちは利潤追求一