小惑星と聞けば、無条件に太陽系誕生直後に生まれたと考える人もいるかもしれない。だが2023年11月にNASAの探査機ルーシーが発見した小惑星セラムは、誕生から300万年足らずの若い存在であることが、コーネル大学の科学者らによる研究論文で明らかにされた。【こちらも】150万年もの年齢差がある不思議な連星系を発見ヨーロッパ南天天文台小惑星セラムは、別の小惑星ディンキネシュの探査時に、これを周回している存在として