中国ではリチウムイオン電池を用いた蓄電システムの設置が急増している(写真は国有電力大手、華潤電力のウェブサイトより)中国では再生可能エネルギー発電の急拡大に伴い、電力を一時的に蓄える「蓄電システム」が高度成長期を迎えている。ところが、蓄電システム業界の生産能力が需要を超えるペースで拡大し、早くも過当競争を引き起こしている。「2023年に新たに運転を始めた『新型蓄電システム』の設備容量は、前年の4倍の46.