不祥事や事故が起きると、ネット上では当事者の責任を追及する意見が目立つようになります。再発防止のためにも、当事者が、不祥事や事故が起きた原因を明らかにし、責任を取ることは不可欠と言えます。ただ、当事者の責任を追及する動きばかりが強まると、不祥事や事故が発生した経緯が見えにくくなるとして、事故防止や災害リスク軽減に関する心理的研究を行う、近畿大学生物理工学部・准教授の島崎敢さんが警鐘を鳴らします