GIを3勝した“仁川の帝王”タイトルホルダー(牡5、美浦・栗田徹厩舎)が、有馬記念を最後に現役を引退した。通算成績は19戦7勝。今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる。 肉を切らせて骨を断つ、徹底先行タイプの名馬だった。3歳時は皐月賞が2着、日本ダービーが6着だったが、菊花賞を鮮やかに逃げ切ってGI初制覇。4歳を迎え、天皇賞(春)では逃げながら上がり3Fをメンバー中最速で