年老いた親が障害を持つ子どもの介助をする「老障介護」。国はそうしたケースがどれくらいあるのか、実態を把握できていない(写真:PIXTA)超高齢化社会を迎えた日本。高齢者の増加に伴い不足しているのが、介護の担い手だ。団塊の世代が75歳を迎える2025年には、後期高齢者が2200万人を数え、国民の4人に1人が75歳以上という世界に類を見ない社会が到来する。年老いた親が子どもを「介護」こういった現実の陰に、もう1つの「介護