2013年4月20日の「桜を見る会」。初期のアベノミクス相場には「ツーリスト投資家」が押し寄せた(撮影:尾形文繁)まずは前回のコラム「それでも『日経平均の上昇は危うい』と言える理由」(6月19日配信)掲載後の2週間を振り返ることから始めよう。日経平均株価はまさに6月19日に平成バブル崩壊後の最高値を更新、3万3772円89銭をつけた。その後は反落して3万3000円を割れ、27日はザラ場安値3万2306円99銭まで一気に下押しした。し