「21世紀のチャーチル」にも喩えられるゼレンスキー大統領だが、2019年の大統領選前は「反戦」の立場だった(写真:代表撮影)【連載第2回:ウクライナ反転攻勢の行方】プーチンの対ウクライナ戦略目標は、同国をロシアの「影響圏」に留める、すなわち、属国化することで一貫してきた。ウクライナのEU接近が顕著となった2013年以降、ロシアは、非軍事・軍事手段のさまざまな組み合わせでこの目標を追求した。その意味で、ロシアが