【スニーカーとヒト。Vol.10】前回冒頭でも触れたように、この10回目は同時に本連載の最終回となる。そこで10という数字について、虚実入り混じるという意味でも現代の集合知たるWikipediaで調べてみた。まずは多くの文明において採用されている標準的な記数法である十進法。10ごとに上の段に繰り上がる。そして“一から十まで”と表現するように、終わりや限りを意味することもある。そう考えると、今回が最終回なのにも納得せざ