来週の外国為替市場のドル円相場は、米債務上限問題や雇用統計などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=138円50~140円80銭。 今週はドルが一時昨年11月以来、約半年ぶりに140円台に乗せた。6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、一時有力だった政策金利据え置きの見通しは後退し、0.25%利上げの可能性が急浮上している。来週は週末の米雇用統計を筆頭に重要経済指標が目白押しであり