新天地で春先の活躍を見ると、伸び悩んでいたのがウソのようだ。昨オフ、現役ドラフトでソフトバンクから阪神に移籍した大竹耕太郎だ。2023年シーズン開幕から先発ローテーションに入り、3試合登板で3勝。阪神に新加入の投手では、03年の伊良部秀輝の2戦2勝を超える球団初の快挙だ。「大竹がいなければと思うとゾッとします」スポーツ紙記者は、その働きぶりを絶賛する。「エースの青柳晃洋が4試合登板で1勝と本来の状態に程遠く、