原爆投下直後の「黒い雨」に遭った被害者のうち、母親の胎内にいた人が被爆者認定を受けるとき、審査が滞っているケースがあることがわかりました。 「黒い雨」の被害者をめぐっては、広島高裁で去年7月原告全員を被爆者と認める判決が確定し、国の新たな基準に基づく被爆者手帳の交付が始まりました。 その中で「胎内被爆者」と認定されるには、母親が「黒い雨」の被爆者と認められる必要があります。 一方、母親がすで