※この記事は2018年01月16日にBLOGOSで公開されたものです 幼い頃に農業・牧畜業を基盤とした理想社会を作るコミューン団体・「幸福会ヤマギシ会」に預けられたことで家族に捨てられたと感じ、また小学生の頃には家族から性的虐待を受けた――。こうした家族によって傷つけられた過去を映画という手法を通じて、向き合った作品「アヒルの子」(小野さやか監督)が公開されたのは7年前だった。日本映画学校の卒業