※この記事は2017年03月15日にBLOGOSで公開されたものです 東日本大震災で津波が発生したとき、岩手県釜石市の鵜住居地区防災センターには200人を超える避難者が集まっていた。しかし、津波は防災センターをも飲み込んだ。その中に、美容師・片桐浩一さん(47)の妻、理香子さん(当時31)もいた。 新婚生活も間もない中、お腹には、4月に出産予定だった子どももいた。浩一さんの語りを中心に、防災センタ&#12540