XFN-ASIAによると、米信用格付け大手S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)の金融機関の格付け担当責任者、ライアン・ツァン氏は、不良債権問題や金利上昇、人民元に対する切り上げ圧力の増大といった厳しい状況に直面しているものの、中国の銀行の格付けを当面、大幅に引き下げることはないとの見通しを明らかにした。 同氏は、「中国の銀行がさまざまなリスクにさらされたとしても、大きな格下げの圧力にはならないだろう