中日臨海バスでバス運転手をしていた男性(当時53歳)が自殺したのは、長時間労働とパワハラが原因だとして、遺族が国に労災不支給決定の取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁(伊藤由紀子裁判長)は11月25日、原告側の請求を棄却した。原告側は控訴する方針。妻は判決後に都内で記者会見し、「思ったような評価がされていないことにショックでした」と話した。●「業務により心理的負荷があったとはいえない」判決などによると