AFXニュースによると、ECB(欧州中央銀行)は8日、スペインの首都マドリッドで開かれた定例理事会で、政策金利を0.25%ポイント引き上げ、年2.75%とする決定を行ったが、ECBのトリシェ総裁は、会合で、ECBは政策金利を経済とインフレの両リスクに対して「中立的な」水準まで引き上げることは意図していないとした上で、経済状況に合わせた適切な水準に設定することを恒久的に志向すると述べ、金利を一定水準のレンジに押し込める