非行少女だった中学生時代、落ち切った人生をネタにかえようと一念発起。有名大学、大手企業へ。だが、うつ病により休職。復帰後、『冷たい社会』を痛感した。誰かの背中を押せる仕事を求め、たどり着いた受刑者向けの求人誌作り。今、受刑者に立て直しのチャンスを届ける傍ら、納棺師として生計を立てる。2つの仕事に込める思いは同じだ。どんな人も最期は笑ってほしい―。そんな思いを語る間も、三宅さんはよく笑っていた