火星由来の隕石「NWA 7533」。右の立方体は1辺が1cm(Credit: 東京大学総合研究博物館)東京大学総合研究博物館の三河内岳氏が参加する研究グループは、地球に落下した火星由来の隕石を分析した結果、約42億年という長期間に渡る火星内部の構造やダイナミクスが判明したとする研究結果を発表しました。今回研究グループが調べたのは2011年にモロッコで見つかった「NWA 7533」、通称「Black Beauty(ブラックビューティー)」と呼ば