この不思議な形と色をした銀河は5000光年先にある「とも座」の「ひょうたん星雲(Calabash Nebula)」。「腐った卵星雲(Rotten Eggs Nebula)」や「OH 231.84 +4.22」などの別名を持ちます。ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたのは、太陽程度の質量を持つ恒星が赤色巨星から惑星状星雲への変化を経て、周囲にガスやチリを放出している姿です。比較的新しく放出されたガスは黄色く見えており、時速約100万キロと非常に高速に移動していま