関西大大学院の社会学研究科に在籍していた男性が、指導教員だった男性教授から、研究を中止させられるなどのアカハラ(アカデミックハラスメント)を受けたとして、教授と関西大を相手取り、計約600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4月25日、大阪地裁であった。大阪地裁は請求の一部を認めて約90万円の支払いを命じた。判決は、教授が男性に労働組合での活動をやめるよう求めたことや、男性が大学院で実施していたフィールドワ