職場のパワハラ対策について話し合う厚労省の有識者検討会(座長・佐藤博樹中央大大学院教授)が3月27日、最終回を迎えた。パワハラ防止措置を法律で義務化する案(措置義務)と、ガイドラインに留める案の双方を有力な意見として報告書に明記する。今後、労働政策審議会(労政審)でさらに検討される。今回の第10回検討会では、前回提出された報告書案では白紙になっていた「まとめ」部分が示された。「措置義務を中心に検討を進