選択的夫婦別姓を求める裁判が、新たに始まる。2015年12月に「夫婦同姓は合憲」とする最高裁判決が出されてから約3年。東京都や広島県在住の事実婚夫婦4組が4月、国や自治体を相手取り、別姓の婚姻届が受理されず法律婚ができないのは憲法違反だとして、賠償を求める訴訟を各地の地裁で起こす。弁護団は総勢16人。団長は前回の夫婦別姓訴訟で最高裁まで戦った榊原富士子弁護士が務める。1980年代から夫婦別姓について取り組んでき