5人の獄中の生活は、合わせて155年――。「袴田事件」の袴田巖さん(82歳)、「狭山事件」の石川一雄さん(79歳)ら、冤罪を訴える被害者などの、釈放後の日常生活に密着したドキュメンタリー映画『獄友』が3月24日から公開される。7年間にわたり、彼らを撮り続けた金聖雄監督(54歳)は、「刑務所という限られた小さな社会の中で、喜びを見つけて生きてきた。シャバに出て前向きに生きる、その姿を見てほしい」と話す。金監督に話