岐阜市のシンボルである金華山は、全山が自然のままの森林に覆われた、標高329メートルの山。その頂にそびえるのは、斎藤道三・織田信長の居城として有名な岐阜城です。この城はかつては「稲葉山城」と呼ばれていましたが、1567年に織田信長によって攻略され、この地方一帯の地名も「井の口」から「岐阜」に改称されました。岐阜城は、その後、1600年に関ケ原合戦の前哨戦で激戦の末に落城。翌年、廃城となり、天守閣や櫓は加納城