米労働省が発表した4月の雇用統計によると、景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整値)が前月に比べ16万人の増加となった。雇用改善の目安とされる20万人を3カ月ぶりに下回った。民間部門は17万1000人増で、専門・企業向けサービス(6万5000人増)、医療(3万8200人増)、レジャー(2万2000人増)、金融(2万人増)などが増加した。政府部門は1万1000人減。2月の雇用者数が23万3000人増(前回発表24万5000人増