レアルのベイルが2年間で凄い肉体に…劇的ビフォーアフターの秘密とは

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 あのディエゴ・マラドーナが整形に成功した、というニュースが世界中を駆け巡っている。元アルゼンチン代表のレジェンドは、目の下のシワの除去、二重あごの補正、頬の脂肪吸引などを施術したようで、かつてのワイルドな印象から一転、中性的な顔立ちが大きな話題となっている。

 もっとも、レアル・マドリードに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルも、見た目が大きく変わった1人と言えるだろう。2013年夏にプレミアリーグのトッテナムから加入したが、イギリス時代はどちらかと言えば“痩せ型”だった。しかし、在籍2年目となる今シーズン開幕前、トレーニング場に現れたベイルは、筋肉隆々の肉体を披露して、地元メディアやファンを大きく驚かせた。

 実際、トッテナムでプレーしていた頃の姿と比べてみると、そのマッチョぶりは明らかだ。とりわけ、首回りから肩、腕にかけての筋肉量の変化は一目瞭然。ちなみに、トッテナム在籍当時と現在との体重は、全く同じ74キロ(各クラブ公式HP参照)で変わらなかった。

 なお、この劇的な“肉体改造”の理由については様々な憶測を呼んだが、イギリスのサッカー誌『Four Four Two』の1月号で、ベイル本人がこの件について答えている。

 曰く、「特別なことは何もやっていない」という。シーズンオフにジム・トレーニングをやっていたのかと聞かれても、「ゼロだ。誓うよ」と回答。むしろベイルは、「実はオフの間にゴルフをやっていた。だから、ゴルフのスイングのせいかもね!」とジョークを飛ばし、「自然にそうなった」と結論づけた。

 結局、真相は今も謎のままだ。だが、ヒントはある。

 チームメイトのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも昔は痩せていたが、ご存知のとおり、今ではその肉体美で世の女性たちを釘付けにしている。そしてベイルと言えば、そのロナウドの“後継者”として期待されている選手だ。そう、レアルのエースの座を継承するため、「まずはルックスから」と考えたとすれば納得がいく。

 もちろん、真の意味で王位継承を実現するにはピッチ上での活躍が不可欠だ。だが、今シーズンここまで伸ばし続けている髪型を含めて、ロナウドを意識した外見作りを進めているとすれば、それは見事成功を収めたと言えるかもしれない。

(記事/Footmedia)