紅白 神田沙也加が母・松田聖子の壁を越える
白組が勝利した第65回紅白歌合戦。「歌おう。おおみそかは全員参加で!」をテーマに多くの企画が取り入れられていたが、その中でも注目を集めたのはやはり大ヒット映画「アナと雪の女王」の挿入歌をニューヨークから神田沙也加と イディナ・メンゼルが歌ったシーンだろう。
ニューヨークで歌う娘、神田をスクリーンで見ながら涙を浮かべる松田聖子の姿が印象的だった。
以前、神田は母について「天才型」だといい、自分との違いに絶望したと語っていたことがある。芸能活動を休止したこともあった彼女だが、ミュージカルを中心に活動を再開し、ついに紅白で歌うまでに成長した。
2011年に紅白歌合戦初出場を経験しているが、そのときは母と一緒に坂本九氏の「上を向いて歩こう」を披露。だが、今回はそうではない。母が見守る中、見事に歌った神田は松田聖子の壁を乗り越えたのかもしれない。