EIZO、ベゼル幅が1mmの液晶ディスプレイ2機種を発売

2014年9月10日 16時36分

EIZO株式会社は、液晶ディスプレイの新製品2モデルを9月19日に発売する。今回発表されたのは、24.1型「FlexScan EV2455」と23.8型「FlexScan EV2450」。いずれも非表示エリアを除くベゼル幅が約1mmの“フレームレスデザイン”を採用しており、画面間の継ぎ目での視線移動が途切れにくいため、マルチディスプレイ環境にも適している。価格はオープンで、参考価格としてのEIZOダイレクト販売価格は「EV2455」が各6万2640円、「EV2450」が各4万1040円（いずれも2014年9月10日時点での価格）。

両製品は、推奨解像度が1920×1200pixelsで、ノングレアタイプのIPSパネルを採用している。標準コントラスト比は1000：1、応答速度は5ms（中間階調域）で、視野角は水平/垂直ともに178度。標準輝度は、「EV2455」が300cd/平方メートルで、「EV2450」が250cd/平方メートルとなっている。映像入力用インターフェイスはDVI-D/DisplayPort/HDMI/D-Subミニ15ピンで、ダウンストリーム2ポートのUSB 3.0ハブ機能も搭載。本体にはスピーカー（1W＋1W）も実装されている。ブルーライト削減機能も特徴で、「EV2455」では約73％、「EV2450」では約68％のカットを実現。低輝度時の画面のちらつきを抑制する「EyeCare調光」方式も従来からの強化が行われ、疲れ目を防止することができる。

いずれもカラーバリエーションとしてはブラック/セレーングレイが用意されており、「EV2455」のみホワイト色も発売。このホワイト色モデルは、EIZOダイレクト限定で販売が行われる。本体サイズ/重量は、「EV2455」が530.8（幅）×357.2～488.2（高さ）×233（奥行）mm/約6.5kgで、「EV2450」が537.6（幅）×333.5～473.5（高さ）×233（奥行）mm/約6.2kg。