くまモンが営業部長として大活躍! 畳イベントに行ってきた

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以前コネタで紹介した「畳ワールドin東京」に行ってきました! そうです。あの、くまモンが熊本県産のい草や畳をPRするため、営業部長としてやってくるというイベントに。

イベントがあったのは9月5日。早速、池袋サンシャインシティの噴水広場へ向かうと、ステージ前には既に人だかりが。そういえば、噴水広場前に熊本県産畳約30枚を敷き詰めるとのことだったけれど、聞けば、急遽40枚になったそう。かなり広い! その畳の上にたくさんの観客の方々が座っている。

そんな中、八代地域農業共同組合・経済事業本部の本部長、平山義明氏と共に畳メイドのおふたりと、くまモンがステージに登場! 

あ、くまモンが、こっちを見てる!? ゆるキャラグランプリを取材したほど、ゆるキャラ好きの私。数々のゆるキャラを目にしてきたけれど、くまモンに会うのはこれが初めて。やっぱり可愛い! 

ついテンションがあがってしまい、観客と一緒になって写真を撮りまくる。
さて、ステージで始まったのは「熊本県産い草PR」の時間。平山本部長によると、熊本県では最高級の畳表を作っているという。ちなみに畳表とは、表面のゴザのような部分で、その畳表と畳床をあわせたものが一般に言う畳のこと。

平山本部長が熊本県産の畳表の心地良さをアピールすると、司会者から、その心地よさを確かめてほしいと言われたくまモン。すると、しゃがみ込んで畳表を触り、OKポーズ! さすが、営業部長。

そんな時、ふと、40畳敷きつめられた畳のヘリ部分を見てびっくり。なんと……

くまモンの絵柄が! 観客のみなさんも気付いたようで、可愛い〜! と会場中に歓声があがる。

続いて、畳メイドによる紙芝居のコーナーへ。こちらも、くまモンがお手伝い。紙芝居のストーリーは、畳・い草の効果効能をまとめたもの。たとえば、い草は、夏の暑い時期には部屋の湿気を吸って涼しく感じさせてくれるし、冬の寒い時期は湿気を放出し、あたたかく感じさせてくれる。だから昔の人は畳を敷いて暑さ、寒さを乗り切ったとのこと。

また、い草の良い香りは、集中力もアップさせるそう。実際、畳を敷いた教室と、敷いていない教室で計算問題を解いてもらったところ、畳を敷いた教室は、回答率が14.4パーセントもアップしたという話もあり。そんな、ためになる紙芝居を読んでいる最中、くまモンは束ねられた、い草を手にしっかりアピール。

紙芝居が終わると最後のお楽しみ! 畳メイドとくまモンによる『畳ビズのうた』のお披露目へ。音楽がかかると同時に、歌い踊り始める畳メイドのおふたり。その真ん中で楽しそうにくまモンも踊っている。やがてイベントの主催者である全国畳産業振興会の方々も出てきて、賑やかなステージに! 

『畳ビズのうた』が終わると、イベントのステージも終了。営業部長として頑張ってくれた、くまモンともここでお別れ。残念! 

その後、会場に来た観客に畳メイドから、い草のプレゼントが。それは、くまモンが持っていたのと同じ、束になったい草。私もいただいたのだが、すごく良い香り〜。

くまモンと同じく大人気で、会場でたくさん写真を撮られていた畳メイドのおふたり。い草製のくまモン柄のエプロンがとても似合ってます。

最後に、観客が座っていた40畳の畳がこちら。本当に香りも良くて、癒される。くまモンに会えたのはもちろん、畳の効果効能も学べて、い草にもひさしぶりに触れることができた。改めて畳の良さを実感したイベントでした!
(田辺 香)