こんなドキドキのセリフが豚肉に!

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牛肉派や鳥肉派の皆さんに敵意はないのですが、私は完全に“豚肉推し”です。カレーは絶対にポークカレーだし、バーベキューの時だって、牛肉より豚肉を焼いて食べる方が圧倒的に好み。

そんな大好きな豚肉を、もっと啓発したい! 何か良い方法はないものだろうか? ……ありました。というか、食品商社の「住商フーズ」さんが、既に行っていたみたいです。同社が展開するは、その名も「4人のブタ」なるキャンペーン。
日本でおなじみの豚肉「三元豚(さんげんとん)」と、日本にほとんど存在しない「チェスターホワイト種」を掛け合わせた「四元豚シルキーポーク」のPRが、今回のキャンペーンの目的です。

っていうか、「4人のブタ」とは何ぞや? ……どうやら、これってマンガのタイトルらしいですよ。7月末に立ち上がった専用ウェブサイトにて公開中の同作、ちょっと読んでみましょうか。
……読みました! 以下が、大まかなあらすじです。

“幸せの豚”を探すことを使命とするポルコ家に生まれた主人公・シルキーは、初代当主・スス様の日記に記されたキーワード「ナイフ」「黄金の国」「星」を頼りに、「4人の豚」を探すこととなる。
「『黄金の国』とは『日本』を指す」と考えたシルキーは、ナイフを持ち歩く豚料理が得意なシェフに出会うことに成功! また、星型のほくろを持つ科学者とのコンタクトも果たしている。さて、その後はどうなる……?

なんともとっぴな内容の「4人のブタ」は全10話で構成されており、2014年8月23日時点で3話まで公開済み。かなり読ませる内容になっているので、興味を持った方にはぜひとも読んでいただきたいですね!

ここまで、ストーリーにばかり触れてきていますが、作中には女子ウケするキャラばかりが登場するのもミソ。でも、なぜ豚肉のPRで、こんなマンガを公開しているのでしょうか?
「従来のシルキーポークの顧客層とは違うお客様にも認知度を上げ、買ってもらいたいと思ったのがきっかけです」(担当者)
従来の顧客層とは、「ちょっと真面目で、アッパーな嗜好の持ち主」。今回はターゲット層を広げ、ポップな嗜好の持ち主にも豚肉を楽しんでもらいたいと考えました。
「『4人のブタ』は、お子さまを持つ若い奥さまを想定したキャンペーンです」(担当者)

ちなみにこの「四元豚シルキーポーク」を首都圏のイトーヨーカ堂で購入すると、パッケージに妙なラベルが貼られているのに気付きます。さぁ画像を見て、セリフを読み上げてください。
「このブタ買ってくれたら、キスしてやるよ」
イケメンがウインクしながら、ドキドキさせる文言を放出している! ラベルは全20種類あり、他にも「このブタを食べると、しあわせを感じるんだ」「いつまでも、ブタを愛します」「そのブタに、一目ぼれかも?」と、ドキドキさせるセリフとイラストが貼付されてました。
「お子さまがこれらのラベルを面白がり、そのお母さま方に買っていただくことが多いようです」(担当者)

なんか、ちょっと面白くないですか? ウズウズしてくる。大喜利じゃないけど、われわれの方でも刺さるセリフを考えてみたい!
というわけで、こんな企画も展開されてます。Twitterキャンペーン専用サイトにて掲載中の「4人のブタ」ワンシーンの吹き出し(空欄)にふさわしい「つぶやき」をツイートしてください。そのなかから抽選で選ばれた方には、豪華賞品が当たるそうですよ!

最後になりましたが、「四元豚シルキーポーク」は、美しい桜色とやわらかい肉質が特徴。サシと言われる霜降りは、見た目も美しい。臭みやしつこさはないらしく、そして脂は軟らかく、優しい甘みが魅力です。
「トンカツ、しょうが焼き、どんな食べ方でもおいしいですよ!」(担当者)

単純に、この豚肉を食べてみたい! その上、首都圏のイトーヨーカ堂で買えば、イケメンにキスもしてもらえる(?)わけです。
(寺西ジャジューカ)