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旅行情報サイトのエクスペディアは、世界24カ国の計1万1,166人を対象に、ビーチに対する意識差に関する調査を実施した。

○日本人はシャイ?

「あなたはビーチでヌードになったことがありますか?」と聞いたところ、「ある」と答えた人は男性ではドイツ(42%)が最も多く、「オーストリア」(40%)、「オーストラリア」(28%)が後に続いた。また、女性(トップレス含む)では「オーストリア」(67%)が最も多く、次いで「フランス」(61%)、「ドイツ」(54%)となった。日本は男性で3%、女性で2%だった。

総合的に見ると、「ある」と答えた割合はヨーロッパ諸国で高く、アジア諸国はトップレスやヌードへの免疫が少ないという結果となった。アジアの中でも、韓国では去年から初のヌーディスト・ビーチ開設へ向けて政府が力を入れているという。また、フランスの「キャプダクト」というヌーディストビーチでは、ショッピングも銀行も食事も全裸で過ごすことができるそうだ。

また、女性のヌード(トップレス)経験率が2位となったフランスの「キャプダクト」というヌーディスト・ビーチでは、ショッピングや食事の時をはじめ、銀行内でも全裸で過ごすことができるという。

「ビーチ休暇の写真をSNSでシェアしますか?」という質問では、「シェアする」と答えた割合が最も多かったのは「インド」で、次いで「タイ」、「ブラジル」となった。「シェアしない」と答えた割合は「ドイツ」が最も多く、後に「オーストリア」、「日本」が続いた。

「どんなタイプの写真をシェアしますか?」という質問には、「自撮り」と答えた割合が「タイ」、「インド」・「ノルウェー」、「韓国」の順で高かった。また、「風景」と答えた割合は、「メキシコ」・「オーストリア」・「日本」が同率で最も多いという結果となった。

ビーチで開放的なドイツやオーストリアの人が、SNSに対しては消極的であることがわかったほか、ビーチ休暇の様子をシェアせず、写真も風景がメインという、日本人のシャイな部分も浮き彫りとなった。

「ここ1年でビーチ休暇を取る予定があるか」と質問したところ、「ある」と答えた割合が最も高かったのは「タイ」(93%)で、最も低かったのは「日本」(40%)だった。日本人は、ビーチに出る意欲が世界1低い国という結果となった。