イタリアサッカー連盟、プランデッリ氏に続き、会長も辞意を表明

写真拡大

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ最終戦が24日に行われ、グループDでは、イタリア代表がウルグアイ代表に0−1で敗れ、2大会連続でグループリーグ敗退を喫した。試合後の公式会見でイタリア代表を率いていたチェーザレ・プランデッリ監督と、同席したイタリア・サッカー連盟(FIGC)のジャンカルロ・アベーテ会長が辞任を表明した。イタリア紙『コッリエーレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 アベーテ会長は会見で、「FIGCの代表者会議を招集する。プランデッリ監督が再考してくれることを願っているが、私も会議で辞表を出す。撤回はない。ワールドカップ前に決めたことだ。あらゆる問題を取り除きたい」と明かしている。

 同紙によるとFIGC代表者会議は、今週末の金曜日から次週月曜日にかけて行われる模様。会議で会長と代表監督の辞任の承認を得ることとなる。

 63歳のアバーテは、1996年から2000年までと2001年から2006年まで2度FIGCの副会長を歴任。2007年から同会長職を務めていた。