余分な油を追い出し中!

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油そば(あぶらーめん)が大好きだ。太るのはわかっている。とてもヘルシーとは言えないと思う。ただ、「体に悪いものはうまい」という極論も引用させていただきたい心境。タガを外してツルツル行きたいメニューもあるのだな。
……なんて事ばっかり言ってられないのは、年齢を気にしてるからこそ。そろそろ、体に気を付けなきゃいけないお年ごろなのだ。特に重要視されるは、食生活だろう。

というわけで、このツールに注目してみたい。
株式会社KTMが2月より発売している『汁ボーイ』は、調理中に出る余計な油を取り除いてくれる“クリップ式噴出口"であります。
さあ、画像をご覧ください。まるでフライパンが“じょうろ化"したような形状をしてませんか? われながら、言い得て妙だけども。

使い方は簡単。まず、ボウル、鍋、フライパン、ダブルボイラーといった容器の縁に引っ掛け、装着させてください。さまざまなサイズのものに取り付けられるよう、設計されています。
では、ここからが実践編。我が家で、実際に肉野菜炒めを作ってみました! 工程は、下記の流れで進めています。

(1)フライパンに油を敷く
(2)肉、野菜を投入
(3)炒めつつ、良きタイミングで調味料を投入
(4)良い色になったら完成

もう本当に大雑把な、一人暮らしの男料理。でも、おいしそう。ただ、ここで気になるは油分でしょうか。だけども、この汁っ気もおいしそうなのよねぇ。……しかし、油なのだ。体のことを考えると、トゥー・マッチは良くない。捨てちゃいます!
この時、中の料理はヘラなどで抑えておけば大丈夫。そして、傾けるだけ。
すると、気持ちいいくらいにジョボジョボジョボーっと油が吐き出されていく。あぁ、ちょっと快感だわねぇ!


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そんな『汁ボーイ』の用途は様々だが、主に以下のケースが想定されている。
・パスタの使用済みお湯を排出
・ベーコンまたは牛肉からでるパンの余分な脂を取り除く
・カップケーキにバターを注ぐ

油を捨てるだけではなく、料理にバターやソースやチョコレートを注ぐ、純粋なキッチンツールとしても活用が可能なのです。最大167℃の調理温度に耐えられる高品質の調理用のシリコンで作られているので、用途は非常に幅広い。

そんな『汁ボーイ』は、全国の東急ハンズ等で購入できます。価格は1,680円(税込)。

アメリカで開発されたこのツールは米国内で500,000個の売り上げを記録しており、まさにヒット商品になっているらしい。日本でならば、例えばたこ焼きや、たい焼きを作る際にも活用できそうですな。
(寺西ジャジューカ)