スマホを支えるのが任務の忍者。しかし、隙を伺ってるので油断ならない

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家にいると、ふと誰かに見られてる気がしません? 一人暮らしなのに。霊的なものなのか、泥棒や侵入者が潜んでいるのか。怖くなって、気を紛らわすため歌とか歌ってみたりして。

……こいつが、見てた! Hamee株式会社が2月より発売している『忍者スマートフォンスタンド』が、完全に闇に紛れてました。
彼らの任務は、現代人の必需品とも言えるスマートフォンを支えること。スマホを支えているのか隙を狙っているのか、どちらにせよ忍者もついに近代化したようです。

では、そのデザインについて触れていきましょうか。ラインナップは3種類。
「タタミガエシ」……時代劇や漫画でお馴染みの忍法。勢い良く畳を返した忍者が、我々のスマホを支えてくれる。畳の裏から常に隙を探しているので、注意が必要。
「フキヤ」……スタンドには向かないかもしれない。垂直の障子とスマホの向こうから覗く黒い影。隙を見せたら最後、即効で吹き矢の餌食に。
「オオダコ」……自由に空を飛べる大凧。その大きさゆえに忍べない。調子に乗って雲の上まで来てしまったため、下に降りるための重しになるスマホが置かれるのを、ただひたすら待っている。
「3種類の中では、特に『タタミガエシ』が一番人気になります。攻撃の技として最も忍者っぽい印象のポーズを取っている、そして潜んでいるような姿が、やはり素直にカッコいい……と感じられるのが理由だと思います」(同社・担当者)
どれも重量感があるので、大きめスマートフォンや、iPad mini、Galaxy Tab、NEXUS7など小さめタブレットを支えることも可能。3人とも、とりあえず仕事はしてくれるみたいです。

そんな『忍者スマートフォンスタンド』への反響について。
「商品の世界をイメージした動画の再生数が一週間で900回程あり、期待の大きさを感じました」(担当者)



(動画がみれな方はこちらから)

内容は、不審な気配に警戒するも、最終的にはスマホスタンド忍者の吹き矢にやられてしまうユーザー……。なんですか、この動画は。

そんな『忍者スマートフォンスタンド』は、同社のウェブショップ「Hameeストラップヤ」にて購入することができます。価格は1,980円(税込)。
「メインターゲットは10〜50代の男性です。どの世代でも、漫画やテレビ(赤影青影、忍者ハットリくん、NARUTOなど)の影響で忍者をヒーローとして捉える人がいると感じています。そういう方々の琴線に触れれば……と、期待しています」(担当者)

とは言いつつ、隙を見せたら最後なのだ。背中は見せられない。気の抜けないスマホスタンドである。
(寺西ジャジューカ)