第2回コンテストで入賞したカスタム自転車。開発者も満足させた、理想的な一台だ

写真拡大 (全2枚)

愛車への愛が過剰になると、その行いは運転だけに留まらなくなる。眺めていたいし、しまいには見せびらかせたくなるし。かつてポルシェを購入したビートたけしは友人に運転をさせ、自身は別の車に乗って外からポルシェの走りを見て楽しんだそう。世の注目を浴びる愛車を見て、悦に入っていたのだ。

そんな悦に入る機会、あればあるほど血が騒ぎません? そんなアナタに、例えばこれはどうでしょう。自転車ブランド「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)」は、カスタム自転車の優劣を競う「ユーザーズバイクコンテスト2014」を開催いたします。
「われわれは、自転車を単なるモノではなく“自分を表現するアイテム”、さらには“もうひとりの自分”のような存在と考えています。当ブランドの自転車を購入したユーザーには、特に『自分の好みに合わせ、自由に自転車を改造する』という傾向があります。それをさらに伸ばし、自転車ライフをより充実したものに昇華する場としてコンテストを開催しました」(同ブランド担当者)

では、このコンテストの参加方法について。特設サイト、もしくは、「お気に入りのチャリ(自転車)を、みんなに見てもらえるSNS」というコネタ記事でも紹介したでも紹介した自転車SNS「チャリコレ!」にてカスタム車両の写真をアップロードしていただきたい。と言っても、妙な痛車でエントリーされちゃ困る。参加には、以下の条件があるようだ。

(1)DOPPELGANGER自転車のフレームであること
(2)DOPPELGANGERのブランドロゴが見えること
(3)安全性に配慮し、各種法令に触れていないカスタムであること
(4)応募画像の一枚に必ず、車体全体が確認できる画像を含むこと

では、ここでオトク情報を。このコンテストでは、こんな要素が重視されるようですよ!
(1)デザイン(カラーバランス・機能美)
(2)カスタム(方法・内容)
(3)写真(風景・場所)

「最も開発スタッフの心を掴んだ自転車が『BESTドッペルギャンガー賞』に選ばれます。どれもユーザーのこだわりが伝わるすてきな自転車ばかりで、評価はとても難しいです」(担当者)
「BEST ドッペルギャンガー賞」に入賞したユーザーには、DOPPELGANGERラインナップから希望の自転車が1台プレゼントされるとのこと。

ところで、だ。実はこのコンテスト、歴史があるみたい。なんと、今回で3回目の開催となります。ということは、傾向と対策を練ることが可能かもしれない。では、過去の入賞作品について探りを入れてみましょうか!
「第1回の受賞者は10代の男性で、パーツだけでなくフレーム形状自体にも手が施されており、 細部に至るまでこだわりを持って加工されている点が高く評価されました。昨年、第2回の受賞者には30代の男性が選ばれました。カラーとそのバランス、パーツの選択、細部に至るまで完璧で、開発者に『理想的な一台』とまで言わしめた“カッコ良さ”が評価されています」(担当者)

そんな同コンテストには、特に30〜40代の男性による参加が多いらしい。自らのこだわりと美学をもって自転車をカスタムする人たちです。
「ユーザー間のコミュニケーションのネタになり、また自分の自転車の公表の場にもなっています。常連ユーザーからは、開催を期待する声が毎年寄せられていますよ」(担当者)

今年度のエントリー期間は、2014年12月末まで。「BEST ドッペルギャンガー賞」の発表は、ウェブ上にて2015年1月中が予定されています。
(寺西ジャジューカ)