「いばらき宣伝隊長」のピース綾部さん

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茨城県」と聞いて、「素敵!かっこいい!」と思う人は、正直そんなにいないのではないだろうか。(株)ブランド総合研究所の「地域ブランド調査」でも、47都道府県中4度も最下位に選ばれている。つまり「魅力度最下位」というわけだ。なんという不名誉な称号……。日本中で「茨城=何もない」というイメージが定着してしまっているようである。しかし、本当に“何もない”のだろうか? 勝手なイメージからそう思い込んでいるだけで、正直なところ私たちは茨城県のことを“何も知らない”だけな気がする。

“県の顔”である茨城県広報広聴課では、そんな不名誉なレッテルを払拭して、茨城県の魅力を多くの人にアピールするために、「なめんなよ いばらき県」をスローガンに掲げたPR活動「いばらきを知ろう!大キャンペーン」を行っている。同キャンペーンは、「いばらき宣伝隊長」として、茨城県出身のタレントであるピース・綾部祐二さん、渡辺直美さんを起用。2013年7月のキックオフを皮切りに、缶バッジなどのノベルティ製作、宣伝隊のイベント出演など、茨城県PRに関するさまざまな活動を行っている。

2月14日より新PR動画公開中
2月14日には、宣伝隊長である綾部祐二さん、渡辺直美さんのほか、タレントの磯山さやかさん・谷桃子さん、お笑い芸人の赤プルさん・アントキの猪木さんら、茨城県出身の芸能人を起用したショートムービー『「なめんなよ いばらき県」ムービー』を新たに公開。茨城県ならではの自虐ネタが満載ながらも、ラストは感動的なものとなっており、各メディアで大きな話題を呼んでいる。

ストーリー
いばらき宣伝隊長に任命されたピース綾部。記者会見で「茨城県は素晴らしい!」と語るも、本人の熱意とは裏腹に会場は閑散としており……。綾部は「茨城県には魅力的な場所が多いのに、どうして知ってもらえないのか?」と思い悩む。いっぽう渡辺直美は、とある楽屋で県外出身のモデル美女から、「茨城県はあまりお綺麗な方がいないんですよね」とキツいひと言を言われてしまい……。

「なめんなよ&#9825いばらき県」ムービー


芸能人が多数協力するほどの“茨城の魅力とは”
本動画は構想半年、2週間かけて撮影されており、宣伝隊の皆さんの他にも多くの茨城県出身タレントが協力・出演している。出演者の熱演ぶりからも、最下位脱出にかける本気度が伝わってくる。綾部さんは
「『なめんなよ』という言葉に込められた本当の想い、伝えたい事が凝縮された作品に仕上がりました! 県内出身の“いばらき”を愛するタレントさんにも多数参加していただき、とっても楽しいものになっていますので、県内外問わず、沢山の方に見ていただきたいですね」
とコメント。県の代表的な観光地もしっかり紹介しており、茨城の魅力を存分に伝える動画となっている。

茨城県民が感じるちょっとした悔しさを、「なめんなよ 」という言葉に込めた同キャンペーン。しかしこれからは、自虐ネタの裏に隠された茨城のスゴいところや、色々な魅力に気づく人がもっと増えていくはずだ。
(エキサイトニュース編集部)