ビジネスに便利な4月始まりの手帳『NOLTY』キャレルシリーズ

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2月に入り、本屋さんや文具店で4月始まりの手帳やカレンダーを見かけるようになった。最近は4月始まりの手帳の種類も増えており、ニーズは増加傾向にあるようだ。

とはいえ、私の周りでは1月始まりの手帳を使っている人がほとんど。いったい、4月始まりの手帳はどんな人たちに愛用されているのだろうか? 能率手帳の新生ブランド『NOLTY』をはじめ、さまざまな手帳を販売する日本能率協会マネジメントセンターの広報担当に話を聞いた。

――4月始まりの手帳はどんな人たちに人気ですか?
「学生や新社会人、公務員、子どもを持つお母さんなどです」
同社の手帳やカレンダーなど日付入り商品全体の販売数比率は、1月始まりが85%、4月始まりが15%だという。

――4月始まりの手帳が向いている人、使うと便利な人は?
「ライフスタイル・ワークスタイルが年度サイクルの方におすすめです。学生さんはもちろんですが、ビジネスパーソンで会社のサイクルが年度単位(3月決算)の場合、目標管理制度について年度単位で運用されるケースも多いので、目標達成に向けた進捗管理を年度末まで1冊の手帳で行えます」

また、春は異動や引越しなど環境の変化を迎える人も多いので、そのタイミングで手帳の使い方を見直すのも一案とのこと。
「春から新しい夢や目標に向かってスタートしたいという方にも4月始まりの手帳はおすすめです。資格取得やダイエット、貯金など、さまざまな目標があると思いますが、手帳を上手に活用すれば、夢や目標の実現に向けたサポートツールになります」
1月に購入した手帳が合わない場合は、思い切って買い替えてみてもよいのかも。

――1月始まりと4月始まりで売れる手帳のタイプに差はありますか?
「1月始まりは性別や年代、属性の偏りが少ないため、人気のデザインやサイズにあまり偏りがありません。一方、4月始まりは若年層のユーザーが多いため、ビジネス手帳でもカジュアルなデザインが人気。女性向けの手帳もポップなデザインや華やかな色合いが人気です」

ちなみに同社が4月始まりの手帳を販売しはじめたのは、1993年版(1992年発売)から。現在ではラインアップも増え、たとえば『NOLTY』シリーズの4月始まり手帳はなんと全67アイテム。なかには写真のキャレルシリーズのように、ビジネスシーンになじむスタイリッシュなデザインもある。

1月始まりと4月始まりの手帳。どちらを選ぶにせよ、自分のライフスタイルやワークスタイルに合ったものをセレクトすることで、より便利に使いこなせそうだ。
(古屋江美子)