7日(金・現地時間)、8日(土・同)にワシントン州シアトルのキー・アリーナで開催されるUFC on FOX05「Henderson vs Diaz」の公開計量が行われた。

最近では珍しく再計量が必要なファイターが3人も出た今回の計量。そのうちの一人がメインでUFC世界ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンに挑むネイト・ディアズだ。公開計量では自信満々にスケールの上に乗ったものの155.6ポンド。タイトル戦のため1ポンド・オーバー規約は認められず、檀上でダナ・ホワイトや実兄ニックと何やら険しい表情で言葉を交わした。

結局、ネイトは2時間後の2度目の計量でも0.2ポンド・オーバーで、3度目にしてようやくリミット丁度の155ポンドまで落とすことに成功した。最初から下着を脱いで計量の臨んだハファエル・アスンソンは0.4ポンド・オーバー。2度目の計量でパスしている。

2.8ポンドと大きくリミットを越えていたヘンリー・マルチネスは、計量パスを諦め20パーセントのファイトマネーカットを受け入れて、ダーロン・クイックルシャンクと対戦することに。なお、大会前日にティム・ミーンズがサウナで転がり、頭を強打したことで欠場。マイケル・ヒエーサとの試合が消滅したマーカス・レヴェッサーが代役出場の要請を了承し、アベル・トゥルジーロと対戦することに。レヴェッサーは、155.4ポンドでしっかりとライト級契約をパスしている。