【ペルー】ナスカ 熱砂が渦巻く大地に人型の不思議な地上絵を発見!
![4人のシャーマンと呼ばれる地上絵。ナスカの地上絵が描かれた約2000年前のナスカ時代より、さらに前のパラカス時代のものとされる Photo:Grupo Pico](https://image.news.livedoor.com/newsimage/8/5/85e23_153_3ec010dd_09f22460-m.jpg)
赤茶けた砂漠に描かれた、ハチドリやコンドル、クモの地上絵……。これが、ナスカの地上絵に対する、一般的なイメージではないだろうか? しかし、上の写真を見て欲しい。大地に刻まれているのは、なんと人の地上絵だ。これは、ナスカの地上絵の近郊にあるパルパの地上絵。
パルパの地上絵の一部はセスナに乗って空からも見られるが、人型の地上絵は地面に建てられた観測塔(ミラドール)からしか見られない。ナスカの街から出るツアーも立ち寄らないため、タクシーやツアーガイドに別途料金を払って連れて行ってもらう必要がある。
空から見る地上絵は、テレビを見ているかのようで、少し現実感に欠ける。でも、地上から見る地上絵は、まさにライブだ。刺すような日差しに、熱っぽくほこりっぽい空気。目の前に立てば、地上絵の巨大さも一目瞭然だ。
地上絵は、セスナに乗って上空から見るだけでなく、地上からも見る。これがナスカへの旅の新たなキーワードになりそうだ。