クリスマスに贈りたい「あったかスープ」の本
もうじきクリスマス。親しい人やお世話になっている人などに、おおげさでなく、ちょこっとしたプレゼントがしたい……というケースはけっこうあるもの。
でも、食べ物は相手の好みを知らないと意外と難しいし、本を贈るなんてことはもっともっと好みがあるから、難しい。
そんなとき、書店の一角で、可愛くラッピングされた赤と緑の小さな本を見つけた。
『きょうのスープ101』、『野菜のミニおかず210』(ともにベターホーム出版局)だ。
いずれも手帳程度のサイズで、1ページ1品、あるいは見開き1品などで簡単なレシピが紹介されているもの。
価格も、どちらも1000円程度と、手に取りやすいのも嬉しい。
これって、クリスマスを意識して作った本なの? 『きょうのスープ101』担当編集者に聞いてみた。
「『きょうのスープ101』は今年12月1日、『野菜のミニおかず210』は昨年12月1日に出たものですが、カバーが赤と緑というクリスマスカラーであることから、プレゼントにも良いと思い、ラッピングした状態で大きな書店さんで販売をしてもらっています」
『野菜のミニおかず210』のほうは、1つの野菜でパパッと作れることが売りだったようだが、スープの本のコンセプトは?
「少ない材料でできることと、私自身がそうですが、家に21時〜22時などに帰ってもササッと作れるようにしています。たとえば、出汁を使わずにできるとか、なるべく皮をむかない、なるべく切るのは少なく、あまり煮込まないなど、すぐにできるものを集めました」
手帳程度のサイズにしたのも、場所をとらず、キッチンで毎日手にとれるように……との思いから。
料理はきわめていけばもちろん奥が深いものだけど、基本さえおさえれば、思っているよりも大変じゃない。
ただし、悩むのは、主菜よりも、毎日作るスープや、ちょっと足したい野菜のおかずが、案外マンネリになってしまいがちだということではないだろうか。
「そうなんです。『スープを飲みたいけどマンネリになってしまう』という方は多いですよね。また、忙しい方やおひとりの方には、ちょっと汁物があるだけで、色取りも栄養バランスもよくなるかと思います。見ていただけると、心もあたたまり、作って飲んでいただけると、身体もあたたまる1冊になっています」
洋風・中華・和風・カレー・トマト・エスニック・だしいらずなどのジャンル別、素材別に掲載されているから、家にあるものを探してパパッと作れる、毎日使えるスープの本。
食の好みや本の好みがわからない人にも、飾って可愛く、「あったかい冬」を届けられるプレゼントとして、良いかもしれません。
(田幸和歌子)
でも、食べ物は相手の好みを知らないと意外と難しいし、本を贈るなんてことはもっともっと好みがあるから、難しい。
そんなとき、書店の一角で、可愛くラッピングされた赤と緑の小さな本を見つけた。
『きょうのスープ101』、『野菜のミニおかず210』(ともにベターホーム出版局)だ。
価格も、どちらも1000円程度と、手に取りやすいのも嬉しい。
これって、クリスマスを意識して作った本なの? 『きょうのスープ101』担当編集者に聞いてみた。
「『きょうのスープ101』は今年12月1日、『野菜のミニおかず210』は昨年12月1日に出たものですが、カバーが赤と緑というクリスマスカラーであることから、プレゼントにも良いと思い、ラッピングした状態で大きな書店さんで販売をしてもらっています」
『野菜のミニおかず210』のほうは、1つの野菜でパパッと作れることが売りだったようだが、スープの本のコンセプトは?
「少ない材料でできることと、私自身がそうですが、家に21時〜22時などに帰ってもササッと作れるようにしています。たとえば、出汁を使わずにできるとか、なるべく皮をむかない、なるべく切るのは少なく、あまり煮込まないなど、すぐにできるものを集めました」
手帳程度のサイズにしたのも、場所をとらず、キッチンで毎日手にとれるように……との思いから。
料理はきわめていけばもちろん奥が深いものだけど、基本さえおさえれば、思っているよりも大変じゃない。
ただし、悩むのは、主菜よりも、毎日作るスープや、ちょっと足したい野菜のおかずが、案外マンネリになってしまいがちだということではないだろうか。
「そうなんです。『スープを飲みたいけどマンネリになってしまう』という方は多いですよね。また、忙しい方やおひとりの方には、ちょっと汁物があるだけで、色取りも栄養バランスもよくなるかと思います。見ていただけると、心もあたたまり、作って飲んでいただけると、身体もあたたまる1冊になっています」
洋風・中華・和風・カレー・トマト・エスニック・だしいらずなどのジャンル別、素材別に掲載されているから、家にあるものを探してパパッと作れる、毎日使えるスープの本。
食の好みや本の好みがわからない人にも、飾って可愛く、「あったかい冬」を届けられるプレゼントとして、良いかもしれません。
(田幸和歌子)