『ドラゴン・タトゥーの女』ロンドン・プレミア
 今週1週間に起こった出来事を振り返る「週末映画まとめ読み」。動員ランキングは『怪物くん』の3週連続を阻止して、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』が初登場首位に。編集部的映画批評でも論じているが、アクションがメガ盛りの内容で、公開2日間の成績は動員33万3133人、興収3億7842万円と好調なスタートを切った。
【編集部的映画批評】“大きなお友達”から子供の手に戻った仮面ライダー

 3位につけたのは、『リアル・スティール』。ハリウッドを代表する大ヒットメーカー、スティーブン・スピルバーグ&ロバート・ゼメキスが、ヒュー・ジャックマンを主演に迎えて贈るアクション・エンターテインメントだ。公開2日間の成績は動員17万6254人、興収2億2527万円。アクション映画ファンから親子連れ、カップルなど幅広い観客層が訪れたようだ。
どん底の男を支えた“本当の強さをもつ”ヒロインに、多くの女性が共感

2011年12月第2週の観客動員ランキング詳細

 また、今週はアカデミー賞の前哨戦とも言えるゴールデングローブ賞のノミネート作品が発表された。モノクロ映画『アーチスト』が最多の6部門にノミネートとなった。作品賞に大統領予備選挙の裏側を暴いた『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』。主演女優賞に『ドラゴン・タトゥーの女』で過激な衣装で天才ハッカーを演じたルーニー・マーラ。主演男優賞に『J・エドガー』で青年から老人まで一人で役をこなしたレオナルド・ディカプリオやセックス描写が激し過ぎて日本公開が危ぶまれた『SHAME −シェイム−』のマイケル・ファスベンダーなど、一癖も二癖のある作品や俳優たちが各賞にノミネートされている。来年1月の授賞式が楽しみである。
アメリカ大統領選の裏側を暴く作品がゴールデン・グローブ賞にノミネート
スピルバーグが挑む“感動”の物語、『戦火の馬』の日本版予告映像&ポスター公開
ノオミ・ラパス「ロバート ・ダウニー・Jr.に抱きしめられて救われた」
レオ様が老人に? 監督でさえ気付かなかった姿を公開
ルーニー・マーラ、可憐さでセクシーなドレスで『ドラゴン・タトゥーの女』プレミアに登場
セックス描写が激しすぎて公開できなかった映画、ヘアーをぼかすことで許可おりる

 他にも、話題作の日本版予告が解禁ニュースも多数入ってきた。特に注目を集めたのは『メン・イン・ブラック』最新作の情報だろう。ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズの名コンビは健在。今作では、40年前の世界にタイムスリップするようである。


『メン・イン・ブラック』が帰ってくる!最新作の映像が解禁
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「本人そっくり」と世界中で話題の“鉄の女”、ポスター画像と予告編が解禁
米軍や自衛隊がエイリアンと戦闘!『バトルシップ』の特報映像がWEBでいち早く解禁
『スター・ウォーズ』や『アバター』に多大な影響を与えた世紀の大作、注目度No.1俳優が登場

 邦画では、1月7日公開の『マジック・ツリーハウス』のキャストたちによるクリスマスイベントのニュースが。北川景子、芦田愛菜、真矢みきらの「もしも魔法を使えたら?」の質問に対する答えが意外なコメントで驚きである。他にも『ヒミズ』や『モテキ』の情報もあった。
“ハートがバクバクしちゃう”未公開シーン収録、『モテキ』BD&DVD発売決定
『ヒミズ』原作古谷実の描き下ろしイラストを解禁
芦田愛菜「魔法のスケッチブックが欲しい」、高所恐怖症の北川景子は?

オリジナルコラムでは、大好評「いちおう妖ヶ劇場」の第3話を配信。今回取り上げる映画は、あの人気作『グレムリン』である。グレムリンを飼う時の3つの掟と似たタブーを持つ妖怪が登場。そして、この映画に隠されたアメリカの陰謀説とは一体何か?それは漫画で確認しよう。他にも今年の映画まとめ記事なども公開している。
【2011下半期アワードvol.2】故・林由美香さんの生き様をとらえた奇跡の映像
制服姿の大政絢やナルニアの王子などにも直撃<2011年インタビューまとめ vol.1>
【いちおう妖ヶ劇場】第3話:「悪魔(グレムリン)=日本人」は、あくまで噂ですからの巻

 今週はトム・クルーズ主演の話題作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』も公開となった。この作品がどの様に順位を動かしていくのか興味深い。

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