岡本あずさ、大政絢、岡本杏理(撮影:野原誠治)
 今年の映画界もたくさんの俳優・女優が活躍してきた。ムービーエンターでも、旬の人物にスポットを当てて独自のインタビューを実施。年末ということで、その総まとめをしていこうと思う。どんな人に取材をしてきたのか?懐かしい面々の姿も並ぶことだろう。まずは、2011年1月から2月に記事の配信をおこなった人物をピックアップしよう。

■黒沢あすか、梶原ひかり、神楽坂恵/『冷たい熱帯魚』リレーインタビュー
黒沢あすか 梶原ひかり 神楽坂めぐみ
(写真左)黒沢あすか、(写真中央)梶原ひかり、(写真右)神楽坂恵

 猛毒エンタテインメントと言われた園子温監督作の『冷たい熱帯魚』。特徴的な演技をしていた3人の女優をリレー形式でインタビュー。それぞれが「悪の片棒を担ぐ女」「暴力的な娘」「性の衝動が抑えられない母」など強烈な役を演じていた。神楽坂は、この作品の後に『恋の罪』にも出演。そして、園監督との結婚が決まった。

黒沢あすか「魔法を一日一日かけられていく」(1月13日)
梶原ひかり「監督にドキっとしたことがあったんです」(1月20日)
神楽坂恵「初日から“キスして!”と言われました」(1月27日)

■田原総一朗/『RED/レッド』
 ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチという超大物の“オヤジ”達が活躍する『RED/レッド』を、日本最強の“オヤジ”の一人である田原総一朗に語ってもらった。「日本では、この映画をつくることができない」と話す田原氏。ジャーナリストならではの鋭い視点で映画を斬ってくれた。本作は世界的大ヒットとなり、続編の制作も決定している。

田原総一朗「クレイジーなマルコヴィッチはこの映画の象徴」(1月21日)

■品川祐、トータルテンボス/『LOST』ファイナル・シーズンDVD
 日本でも大ヒットしたサバイバル・サスペンス『LOST』。ファイナル・シーズンDVDがリリースされたことを記念して「よしもと若手芸人をLOST芸人にしよう! プロジェクト」というものが行われた。何とストレートな企画だろうか。品川祐がリーダーとなり、若手芸人に魅力を伝えるのだが、メンバーによって温度差は大分あるようだった。今後も「○○芸人」育成企画が行われるだろうか。

品川祐&トータルテンボス「友達をつくるツールですね」(1月24日)

 次のページでは、制服姿の大政絢や岡本あずさ、そして、あのナルニア国の王子のインタビューなどもご紹介。