8日放送「Mr.サンデー」では、八百長問題により、初場所以来約4カ月ぶりの開催となった大相撲技量審査場所の様子を放送。決まり手や、取組の時間など、初場所の平均と比較し、その変化を伝えている。

番組司会の宮根誠司は、「意地悪に見ようと思えば、いくらでも意地悪に見れるんだけど」と前置きしつつ、以下のように取組の内容を紹介した。

■決まり手(幕内・十両)
・技量審査場所初日:8種類
・初場所平均:12種類

■取組時間
・技量審査場所初日:平均10秒(3秒以下9回)
・初場所(15日間):平均8.2秒(3秒以下1回)

特に、技量審査場所の取組時間については、初日だけで“3秒以下”で勝負が決するものが9回もあったことに、宮根は「瞬時に勝負がつくのが多くなっているということは、意地悪な言い方をすると“流れで”がなくなったのかもしれない」と所感を述べた。