(C)2011「さや侍」製作委員会

写真拡大

 『大日本人』、『しんぼる』において、独自の新しい手法で今までにないエンタテインメント作品を作り上げた松本人志。第3回監督作品の『さや侍』は、全作までの笑いを追及した作品ではなく、刀を持たない侍(「さや侍」) “勘十郎” と、その娘 “たえ” を中心に「笑い」と「哀しみ」を紙一重に表現した作品となっている。

 その『さら侍』の公開日が、6月11日に決定。公開日決定と同時にティーザービジュアルをいち早く解禁した。ビジュアルからも 親子の闘い、絆、葛藤が垣間見られ、今までの松本監督作品とは一味違う印象を放つビジュアルに仕上がっている。こちらのビジュアルのチラシ・ポスターは、2月26日より全国の劇場で設置される。

 吉本興業が協賛する映画祭である「沖縄国際映画祭」が、3月18日から開催され、先日発表されたラインナップに『さや侍』の名はなかった。しかし、このラインナップ発表後すぐにビジュアル解禁をしてきたことで、映画祭では何らかの発表もしくは松本監督の会見があるのではないだろうかと期待が高まるところである。

スリムクラブ、キム兄から映画出演依頼があったもののアクションは冴えず
第3回沖縄国際映画祭、主要上映ラインナップまとめ
『さや侍』でニュース検索

 
■『さや侍』あらすじ
「鞘しか持たない侍とその娘、30日間の戦い――。」
とあることがきっかけで、自ら侍として戦うことを拒絶し、刀を捨てた野見勘十郎。そんな父を軽蔑し反発する娘たえ。二人は行くあてもない流浪の旅を続けていた。無断で脱藩した罪に問われていた勘十郎には懸賞金が掛けられていた。次第に追い詰められた勘十郎は遂に捕らわれるのだが、捕まった藩の殿様は相当な変わり者として世に名を馳せていた。
殿様の眼前に連行された勘十郎は、《30日の業》に処されるが、それに成功すると無罪放免になると言う・・・。

 映画『さや侍』は、2011年6月11日(土) 全国公開。