今日は、ソーシャルメディア解析の話題を。自分のサイトに設置したFacebookの「いいね!」ボタンの使われ具合を分析する方法です。Facebookインサイトを使う方法と、APIでデータを取得する方法の2種類を紹介しましょう。

最近、Facebookの「いいね!」ボタンを見かけることも増えました。Web担でも2010年9月から「いいね!」ボタンを設定していて、先日の「TwitterやFacebookで共有されたリンクが検索順位に直接影響する――グーグルとBingが明言」の記事では何と840いいねを記録しました。

さて、この「いいね!」ボタンの押され具合を分析するにはどうすればいいのでしょうか? 各ページを表示してボタンの横に表示される数字を目視で確認していくのもいいのですが、もう少しデータとして分析したいですよね。

それには、「Facebookインサイトを使う方法」と「APIを使う方法」の2つがあります。それぞれ解説しましょう。


Facebookインサイトを使って「いいね!」を分析する方法

Facebookには、ファンページなどのアクティビティやユーザー傾向を解析する「Facebookインサイト」という仕組みがあります。 Facebook上に作るファンページはそのままインサイトで解析できるのですが、自分のサイトに設置した「いいね!」ボタンもこれで解析できます。


Facebookインサイトのページでは、「シェア」「いいね!」をサイト全体やページ単位で分析したり、利用ユーザーの性別や年齢データを分析したりできます。
このデータは1日1回集計され、1日が終わったあと24時間以内に利用可能になるとのこと。
※性別や年齢のデータはプライバシー保護のために一定数以上のユーザーがいないと表示されない模様。

ただし、そのためには、特定のドメイン名が自分の持ち物であることをFacebookに認識させなければいけません。そのために、HTMLに特定のコードを入れます(Googleウェブマスターツールのサイト認証のようなものですね)。

手順は次のとおり。


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