シャープ初のスマートウォッチ「からだメイト Watch」、摂取カロリー自動計測の実力は?
常にスマートウォッチを身に付け、睡眠やワークアウトなどを記録して健康管理をしている筆者が、ぜひ試してみたいと思ったのが、シャープ初のスマートウォッチ「からだメイト Watch」とスマートリング「からだメイト Ring」です。今年の7月に発売された両製品をメーカーから借りて、約2カ月間使ってみました。

「からだメイト Watch」ゴールド。直販価格は59,400円
なぜ摂取カロリーを自動で計測できる?
からだメイト Watchの特徴は、摂取カロリーが自動で計測できること。摂取カロリーを知るには通常、食パン1枚で150kcal、ハムエッグ1つ約125kcalなどと入力する必要があります。食事の写真から、AIが自動でメニューやカロリーを判別できるアプリやサービスもありますが、それも分量を正しく補正したり、メニューが間違っていたら、正しいメニューに変更するといった手間がかかります。それが自動で計測できるとは驚きです。
そもそも、なぜ摂取カロリーが自動計測できるのかについてですが、食べたものが消化・吸収されると、体内の水分や糖の動きに変化が生じます。からだメイト Watchは、裏面に搭載された「生体電気インピーダンスセンサー」で細胞外液の動きを検知し、身体が実際に吸収したエネルギー量を推定しています。
この技術には、アメリカHEALBE社の特許技術「FLOWテクノロジー」を使用。摂取カロリーだけでなく、体内の水分バランスもモニタリングできます。摂取カロリー推定機能は、最大約89%の精度が確認されています。ただし、これは研究条件下での値であり、年齢や体調、装着状態、使用環境などによって測定結果は変動するそうです。

からだメイト Watchの裏面。中央が光学式心拍センサーで、その周囲に生体電気インピーダンスセンサーがある
摂取カロリーは食べたタイミングではなく、エネルギーが吸収されたタイミングで反映され、連携する「からだメイト」アプリにグラフ表示されます。ただアプリをチェックしなくても、時間を見る時に、時刻表示の後に消費カロリーや摂取カロリー、天気など、最新の情報が表示されるので、今のカロリーバランスをマメに確認することができました。

サーキットビューで必要な情報が手元で確認できる

摂取カロリーと消費カロリーのバランスがわかる

天気予報のほか、心拍数、予定なども表示
アプリに表示される摂取カロリーは、体内で吸収されたエネルギー量を推定した値なので、食品表示のカロリーとは一致しません。実際、焼肉や中華など、カロリーが高そうな食事をした時も、摂取カロリーは思ったよりも少ない印象でした。食事はすぐに吸収されるわけではなく、一般的には食後5~9時間程度かけて体内に取り込まれます。
1日分の集計は0時00分から23時59分までなので、朝、昼、夜に食べたカロリーが1日分として計測されるわけではないのです。「こんなにお腹いっぱい食べてもカロリーバランスはマイナスなんだ」と思っていると、睡眠中にしっかりカロリーが加算されていました。

アプリの「カロリーバランス」表示

「カロリー推移」では、晩御飯分のカロリーが深夜に摂取されていることがわかる
これまで、食べた食事を記録する系のダイエットアプリに、ことごとく挫折してきた筆者。からだメイト Watchでは面倒な記録をしなくてもよく、記入漏れしやすいおやつなども、しっかり計測できるのが良いなと思いました。時計画面で自然とカロリーバランスを意識するようになったせいか、この2カ月で1.5kgくらい、体重が緩やかに落ちてきています。
ただ、身体に取り込んだエネルギー量とはいえ、摂取カロリーはかなり少なめに感じました。カロリーバランスがマイナス1000kcalに近い日も多かったので、「この調子なら1カ月で2kgくらい痩せられるかも」と期待しましたが、実際にはそこまでではなかったです。この2カ月間、特に食事を控えたわけではないので、体重が減量傾向になっただけでもありがたかったのですが…。
この点を踏まえて、ダイエットを考えている人はカロリーバランスの数字を絶対値として捉えるのではなく、日々の変化を見る目安として利用したほうが良さそうに思います。
水分バランスについては、定期的に水分補給を促すアラートが振動と画面表示で通知されます。そのタイミングは何となく喉が渇いたなーと感じている時もあれば、すでにドリンクを飲んだ後だったりと、遅めの時もありました。これも身体の中の水分量を計測しているせいかもしれません。

水分補給を促すアラート

1日の水分バランスが可視化できる
筆者は、1日に飲む水分が少ないと感じているので、アラートで指摘してくれることで、コンスタントに水を飲む習慣が付いたように思います。水を飲んだタイミングで水分量を記録しておくと、タイムラインで見える化できるので、1日の振り返りに便利でした。なお、手動で入力した水分摂取記録は、水分バランスの推定値には反映されないそうです。

アプリの「アクティビティ」で1日のタイムラインを表示

睡眠やワークアウト、水分を摂取した時間などがわかる
睡眠や運動など健康管理機能も充実
からだメイト Watchは、カロリーバランスや水分バランスが認識できるのが一番の特徴です。とはいえ、一般的なスマートウォッチに搭載されている睡眠、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、歩数などの計測機能もひと通り揃っています。
睡眠の計測では、入眠潜時や睡眠効率がわかるのが良いなと思いました。入眠潜時は、ベッドに入ってから眠りに就くまでの時間のこと。一般に、入眠潜時は短すぎても長すぎても睡眠状態を考える上での指標になります。筆者は50分程度のことが多く、寝ながらスマホを見ていることが要因かもしれないと思いました。
睡眠効率はベッドにいた時間のうち、実際に眠っていた時間の割合のこと。85%以上が望ましいそうで、筆者はたいてい90%以上だったため、ベッドにいる時間の多くを睡眠に充てられていることがわかりました。

睡眠の記録

入眠潜時や睡眠効率がわかる

アプリの「コンディション」ではストレスレベルや心拍数などを表示

血中酸素レベルは睡眠中に計測
ワークアウトもウォーキング、登山、ランニング、サイクリング、水泳、トレイルラン、トレッドミルなど、14種類のメニューが揃っています。筆者はウォーキングと登山、ランニングの機能があれば十分。ただ、最近のスマートウォッチでは100種類以上のワークアウトメニューがあるものも多いので、さまざまなワークアウトをしたい人にとってはやや物足りないかもしれません。

ウォーキング中の画面表示

アプリの記録。正確に地図表示された

ラップやワークアウト中の心拍数が参考になる

ペースやピッチも表示

トレーニング効果でワークアウトの強度がわかる
アプリは、無料の「からだメイト基本コース」のほか、月額600円(初回6カ月間または3カ月間無料)の「からだメイトPlusプラン(コンディションケアコース、ダイエットコース)」が用意されています。Plusプランだと、睡眠、運動、体調の面で専門家監修によるアドバイスが得られるのが良かったです。直近の状態を踏まえてアドバイスしてくれるので、参考になりました。

専門家によるアドバイスが参考になる

ここ数日間の睡眠状況が確認でき、アドバイスが得られる

具体的なアドバイスに運動するモチベーションが上がる
特に食事は、写真を撮るだけでAIが自動認識して、メニューやカロリーを簡単に記録できます。不足している栄養素から、おすすめの献立を提案してくれるのが良かったです。この食事記録は、摂取カロリーの算出に利用されることはなく、栄養バランスの分析や食事のアドバイスに利用されるそうです。

アプリの「食事記録」の記録。栄養バランスがわかる

食事を撮影すると、AIの自動認識でメニューやカロリーを表示

食事のアドバイス

1日3メニュー、「今日の栄養バランス献立」を提案してくれる

健康を考慮した献立が並んでいる
スマートリング「からだメイト Ring」も使ってみた
筆者は、からだメイト Ringも装着していました。RingでもWatchと同様に、睡眠、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、歩数が測定できます。どちらかを着用していれば体調が記録できるので、Watchの充電中や睡眠時などに、Ringだけを着けていることもありました。

「からだメイト Ring」ゴールド。直販価格は41,800円

ラインの内側にセンサーがあるので、その部分を手の平側にして装着

光学式心拍センサーなど、複数のセンサーが搭載されている
Ringの測定記録は、からだメイトアプリで確認します。そのアプリとWatchで歩数の数値が異なることがあり、どちらが正しいのか戸惑ったことがありました。これは、アプリにはRingで計測された歩数だけでなく、スマホで計測された歩数も反映されるため。
アプリで計測した歩数を集計する時に、各デバイスの記録が重複しないようになっているそうですが、Watchを使用していない時間帯にRingで計測された歩数がアプリに加算されたりするので、アプリに表示される歩数の方が多くなる場合があるそうです。もしWatchとアプリの数値が異なっていた場合は、アプリの方が合計数値ということになります。
Ringは最大14日間のバッテリー持ちなので、ほとんど充電を気にすることがありませんでした。一方、Watchのバッテリー持ちは最大2日間なので、バッテリー切れには注意が必要。バッテリーが20%以下になるとアラートが出るのですが、寝ていて気付かなかったために、朝、起きたら電源が落ちていることがありました。
充電時間は約55分なので意外とすぐに充電できるものの、最近のスマートウォッチのバッテリー持ちはかなり長めで、それに慣れていたせいか、頻繁に充電が必要なところはやや面倒に感じました。

Type-Cケーブルを差し込む充電器なのでかさばらない
同じシャープのスマホ「AQUOS」だと、スマホを立ち上げた時に、WatchやRingのバッテリー残量が表示されるので、充電のタイミングがわかりやすかったです。睡眠時間や歩数、消費カロリーの目標達成の状況も確認できます。

スマートフォン「AQUOS R11」。直販価格は163,900円。ディスプレイにウェアラブルデバイスのバッテリー残量を表示
からだメイトアプリは、iPhoneでもAQUOS以外のAndroidでも利用できますが、こういった連携ができるのは同じメーカーならではだと思いました。
2カ月使ってわかった「からだメイト」の実力
からだメイトWatchの摂取カロリーの自動測定は非常に興味深い機能でした。摂取カロリーが見える化できたことで、食べたものがこんなタイミングで身体に取り込まれていることを実感しました。摂取カロリーと消費カロリーのバランスは、マイナスが多すぎるとやや疑問を感じたものの、Watchを見る度にカロリーバランスが表示されることで、「もっと動かなきゃ」と意識したことは大きかったと思います。
ただ、摂取カロリーをより正確に測定するには、長時間装着する必要があります。充電している間、防水性能は備えているものの、筆者は入浴時にはWatchを外していたため、その間のデータが取りこぼしになる点は残念でした。
一方、Ringの手軽さにはとても惹かれました。アクセサリー感覚で身につけて、ひと通りの健康管理ができるのが便利です。とはいえ、Ring単体ではWatchのようなワークアウトの記録や表示機能が使えないため、運動を記録したい人は、単独の利用ではやや心許ない気がします。

WatchとRingを両方、装着したところ
記録がより正確に取得できるので、本来は両方利用するのが良いとは思うものの、コスト面が気になります。筆者のようにダイエットしたいけど、なかなか本格的に取り組めないという人なら、まずはWatchでカロリーバランスを日々、意識してみるという使い方をするのが良いのではないかと思います。
からだメイトWatchの主な仕様
サイズ:W42×H42×D9.4mm
重さ:約33g
ディスプレイ:約1.32インチOLED/466×466ピクセル
衛星測位:GNSS:GPS/GLONASS/BeiDou/GALILEO/QZSS (みちびき)
防水機能:5ATM・IPX8/IP6X
稼働時間:最大2日間(充電時間:約55分)
からだメイトRingの主な仕様
サイズ:W6.7×D2.8mm
重さ:約2.1~3.1g
防水機能: IPX8(水深100m相当)/IP6X
稼働時間:最大14日間(充電時間:約120分~160分)

綿谷禎子 わたたにさちこ 情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスのライターに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。生活情報サイト「All About」のガイドも務める。自称、キャッシュレスクイーン。スマホ決済や電子マネー、クレジットカード、ポイント、通信費節約などのジャンルのほか、趣味の文具や手帳の記事も手がける。 この著者の記事一覧はこちら

なぜ摂取カロリーを自動で計測できる?
そもそも、なぜ摂取カロリーが自動計測できるのかについてですが、食べたものが消化・吸収されると、体内の水分や糖の動きに変化が生じます。からだメイト Watchは、裏面に搭載された「生体電気インピーダンスセンサー」で細胞外液の動きを検知し、身体が実際に吸収したエネルギー量を推定しています。
この技術には、アメリカHEALBE社の特許技術「FLOWテクノロジー」を使用。摂取カロリーだけでなく、体内の水分バランスもモニタリングできます。摂取カロリー推定機能は、最大約89%の精度が確認されています。ただし、これは研究条件下での値であり、年齢や体調、装着状態、使用環境などによって測定結果は変動するそうです。

摂取カロリーは食べたタイミングではなく、エネルギーが吸収されたタイミングで反映され、連携する「からだメイト」アプリにグラフ表示されます。ただアプリをチェックしなくても、時間を見る時に、時刻表示の後に消費カロリーや摂取カロリー、天気など、最新の情報が表示されるので、今のカロリーバランスをマメに確認することができました。



アプリに表示される摂取カロリーは、体内で吸収されたエネルギー量を推定した値なので、食品表示のカロリーとは一致しません。実際、焼肉や中華など、カロリーが高そうな食事をした時も、摂取カロリーは思ったよりも少ない印象でした。食事はすぐに吸収されるわけではなく、一般的には食後5~9時間程度かけて体内に取り込まれます。
1日分の集計は0時00分から23時59分までなので、朝、昼、夜に食べたカロリーが1日分として計測されるわけではないのです。「こんなにお腹いっぱい食べてもカロリーバランスはマイナスなんだ」と思っていると、睡眠中にしっかりカロリーが加算されていました。


これまで、食べた食事を記録する系のダイエットアプリに、ことごとく挫折してきた筆者。からだメイト Watchでは面倒な記録をしなくてもよく、記入漏れしやすいおやつなども、しっかり計測できるのが良いなと思いました。時計画面で自然とカロリーバランスを意識するようになったせいか、この2カ月で1.5kgくらい、体重が緩やかに落ちてきています。
ただ、身体に取り込んだエネルギー量とはいえ、摂取カロリーはかなり少なめに感じました。カロリーバランスがマイナス1000kcalに近い日も多かったので、「この調子なら1カ月で2kgくらい痩せられるかも」と期待しましたが、実際にはそこまでではなかったです。この2カ月間、特に食事を控えたわけではないので、体重が減量傾向になっただけでもありがたかったのですが…。
この点を踏まえて、ダイエットを考えている人はカロリーバランスの数字を絶対値として捉えるのではなく、日々の変化を見る目安として利用したほうが良さそうに思います。
水分バランスについては、定期的に水分補給を促すアラートが振動と画面表示で通知されます。そのタイミングは何となく喉が渇いたなーと感じている時もあれば、すでにドリンクを飲んだ後だったりと、遅めの時もありました。これも身体の中の水分量を計測しているせいかもしれません。


筆者は、1日に飲む水分が少ないと感じているので、アラートで指摘してくれることで、コンスタントに水を飲む習慣が付いたように思います。水を飲んだタイミングで水分量を記録しておくと、タイムラインで見える化できるので、1日の振り返りに便利でした。なお、手動で入力した水分摂取記録は、水分バランスの推定値には反映されないそうです。


睡眠や運動など健康管理機能も充実
からだメイト Watchは、カロリーバランスや水分バランスが認識できるのが一番の特徴です。とはいえ、一般的なスマートウォッチに搭載されている睡眠、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、歩数などの計測機能もひと通り揃っています。
睡眠の計測では、入眠潜時や睡眠効率がわかるのが良いなと思いました。入眠潜時は、ベッドに入ってから眠りに就くまでの時間のこと。一般に、入眠潜時は短すぎても長すぎても睡眠状態を考える上での指標になります。筆者は50分程度のことが多く、寝ながらスマホを見ていることが要因かもしれないと思いました。
睡眠効率はベッドにいた時間のうち、実際に眠っていた時間の割合のこと。85%以上が望ましいそうで、筆者はたいてい90%以上だったため、ベッドにいる時間の多くを睡眠に充てられていることがわかりました。




ワークアウトもウォーキング、登山、ランニング、サイクリング、水泳、トレイルラン、トレッドミルなど、14種類のメニューが揃っています。筆者はウォーキングと登山、ランニングの機能があれば十分。ただ、最近のスマートウォッチでは100種類以上のワークアウトメニューがあるものも多いので、さまざまなワークアウトをしたい人にとってはやや物足りないかもしれません。





アプリは、無料の「からだメイト基本コース」のほか、月額600円(初回6カ月間または3カ月間無料)の「からだメイトPlusプラン(コンディションケアコース、ダイエットコース)」が用意されています。Plusプランだと、睡眠、運動、体調の面で専門家監修によるアドバイスが得られるのが良かったです。直近の状態を踏まえてアドバイスしてくれるので、参考になりました。



特に食事は、写真を撮るだけでAIが自動認識して、メニューやカロリーを簡単に記録できます。不足している栄養素から、おすすめの献立を提案してくれるのが良かったです。この食事記録は、摂取カロリーの算出に利用されることはなく、栄養バランスの分析や食事のアドバイスに利用されるそうです。





スマートリング「からだメイト Ring」も使ってみた
筆者は、からだメイト Ringも装着していました。RingでもWatchと同様に、睡眠、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、歩数が測定できます。どちらかを着用していれば体調が記録できるので、Watchの充電中や睡眠時などに、Ringだけを着けていることもありました。



Ringの測定記録は、からだメイトアプリで確認します。そのアプリとWatchで歩数の数値が異なることがあり、どちらが正しいのか戸惑ったことがありました。これは、アプリにはRingで計測された歩数だけでなく、スマホで計測された歩数も反映されるため。
アプリで計測した歩数を集計する時に、各デバイスの記録が重複しないようになっているそうですが、Watchを使用していない時間帯にRingで計測された歩数がアプリに加算されたりするので、アプリに表示される歩数の方が多くなる場合があるそうです。もしWatchとアプリの数値が異なっていた場合は、アプリの方が合計数値ということになります。
Ringは最大14日間のバッテリー持ちなので、ほとんど充電を気にすることがありませんでした。一方、Watchのバッテリー持ちは最大2日間なので、バッテリー切れには注意が必要。バッテリーが20%以下になるとアラートが出るのですが、寝ていて気付かなかったために、朝、起きたら電源が落ちていることがありました。
充電時間は約55分なので意外とすぐに充電できるものの、最近のスマートウォッチのバッテリー持ちはかなり長めで、それに慣れていたせいか、頻繁に充電が必要なところはやや面倒に感じました。

同じシャープのスマホ「AQUOS」だと、スマホを立ち上げた時に、WatchやRingのバッテリー残量が表示されるので、充電のタイミングがわかりやすかったです。睡眠時間や歩数、消費カロリーの目標達成の状況も確認できます。

からだメイトアプリは、iPhoneでもAQUOS以外のAndroidでも利用できますが、こういった連携ができるのは同じメーカーならではだと思いました。
2カ月使ってわかった「からだメイト」の実力
からだメイトWatchの摂取カロリーの自動測定は非常に興味深い機能でした。摂取カロリーが見える化できたことで、食べたものがこんなタイミングで身体に取り込まれていることを実感しました。摂取カロリーと消費カロリーのバランスは、マイナスが多すぎるとやや疑問を感じたものの、Watchを見る度にカロリーバランスが表示されることで、「もっと動かなきゃ」と意識したことは大きかったと思います。
ただ、摂取カロリーをより正確に測定するには、長時間装着する必要があります。充電している間、防水性能は備えているものの、筆者は入浴時にはWatchを外していたため、その間のデータが取りこぼしになる点は残念でした。
一方、Ringの手軽さにはとても惹かれました。アクセサリー感覚で身につけて、ひと通りの健康管理ができるのが便利です。とはいえ、Ring単体ではWatchのようなワークアウトの記録や表示機能が使えないため、運動を記録したい人は、単独の利用ではやや心許ない気がします。

記録がより正確に取得できるので、本来は両方利用するのが良いとは思うものの、コスト面が気になります。筆者のようにダイエットしたいけど、なかなか本格的に取り組めないという人なら、まずはWatchでカロリーバランスを日々、意識してみるという使い方をするのが良いのではないかと思います。
からだメイトWatchの主な仕様
サイズ:W42×H42×D9.4mm
重さ:約33g
ディスプレイ:約1.32インチOLED/466×466ピクセル
衛星測位:GNSS:GPS/GLONASS/BeiDou/GALILEO/QZSS (みちびき)
防水機能:5ATM・IPX8/IP6X
稼働時間:最大2日間(充電時間:約55分)
からだメイトRingの主な仕様
サイズ:W6.7×D2.8mm
重さ:約2.1~3.1g
防水機能: IPX8(水深100m相当)/IP6X
稼働時間:最大14日間(充電時間:約120分~160分)

