テニスの「木下グループ ジャパンオープン」の男子シングルス1回戦が10月1日、東京都江東区・有明コロシアムで行われ、今シーズン限りでの引退を発表している錦織圭が世界ランク8位のフランシス・ティアフォー(米国)との試合を開始した。

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 5月に今季限りでの現役引退を表明した36歳の錦織にとって、今大会が現役最後の舞台となる。同大会への出場は2年ぶり12度目で、2012年と2014年には大会を制した。2014年の全米オープン準優勝や2015年の世界ランク自己最高4位など日本テニス界を牽引してきた元世界王者。直近の8月全米オープン予選でも2勝を挙げて決勝まで勝ち上がるなど、最後まで情熱あふれるプレーを見せてきた。

 対する28歳のティアフォーは、今年の全米オープンでベスト4入りを果たしている強豪。ジャパンオープンには5年連続6度目の出場で、2022年には準優勝に輝いている。両者の過去の対戦は、錦織が勝利を収めた2018年のエルステ・バンク・オープン(ウィーン)1回戦の1度のみで、約6年ぶりの再戦となる。

 ウィンブルドン選手権ベスト8など世界で活躍し、日本テニス界を牽引してきた松岡修造さんは、最後のコートに立つ錦織の姿勢について「錦織圭は世界一の負けず嫌いです。彼は勝ちに行っている。皆さんも“錦織圭っていうのはこんなすごかったんだ”と、 そして彼からのメッセージを少しでも感じてほしいなと思っています」と、この集大成となる舞台への熱い思いを代弁する。

 さらに、世界ランク8位という難敵に挑むこの試合のゆくえについては「鍵は最初です。最初に錦織選手が自分のリズムをつかめた時には、接戦になる可能性が出てきます。 ただ、試合に出ていないのでどうしてもリズムがつかみにくいと思います。それでも、全米オープンで決勝にいった時のようなテニスに出会ってほしいです」と分析。実戦から離れていたことによる試合勘を懸念しつつも、立ち上がりでいかに自分のペースを掴めるかが勝敗を分けるポイントになりそうだ。

 ラストダンスで初戦突破なるか。なお、この試合の勝者は2回戦で、1回戦でL・ヴァン・アッシュを下した予選勝ち上がりのA・フィス(フランス/世界ランク9位)と対戦する。
(ABEMA/WOWSPO/木下グループ ジャパンオープンテニス)