向鵬

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2026年9月24日、中国のポータルサイト・騰訊に、愛知・名古屋アジア大会の卓球男子団体準決勝で、中国代表がこれまで連続出場していた世界王者メンバーの向鵬(シアン・ポン)を急遽メンバーから外した背景を分析する湖南省のスポーツ関連セルフメディア「全言」の記事が掲載された。

記事は、中国代表チームの王皓(ワン・ハオ)監督らコーチ陣が重要な準決勝で向と若手の温瑞博(ウェン・ルイボー)を入れ替えた第1の理由として、今年前半における温のシングルスでの実績を挙げた。

記事によると、温は向より4歳若く台頭した時期は遅いものの、今年5月以前の国際大会で張本智和やモーレゴード(スウェーデン)、カルデラノ(ブラジル)、ヨルジッチ(スロベニア)、フランチスカ(ドイツ)、ドゥダ(ドイツ)、リンド(デンマーク)といった海外のトップ選手を次々に破り、欧州リーグでも樊振東(ファン・ジェンドン)に勝利するなど、シングルスでの活躍が際立っていたという。

5月以降は調子を落としたものの、中国男子チーム全体が一般大会で8大会連続優勝を逃すなど苦戦しており、向の成績も温を上回るものではなかったと記事は紹介している。

第2の理由では、相手選手による研究が少なく、対策を立てられにくいという利点を指摘。国際大会での対戦経験が豊富な向は相手に手の内を知られており、近頃の不調では相手に容易に対策される可能性があることを伝えた。

さらに第3の理由として、向が今年の世界選手権ロンドン大会の男子団体で金メダルを獲得したものの、大会中は一度も試合に出場しなかったこと、昨年のアジア選手権でも出場機会が与えられなかったことから、大きな国際大会における経験面での優位性が低いと判断された可能性を指摘した。

記事は、決勝の日本戦の布陣についても展望。実績と世界ランキングで最上位にある王楚欽(ワン・チューチン)と林詩棟(リン・シードン)の2人が1番手・2番手として出場する公算が大きく、3番手に向ではなく温が起用されることも十分有り得るとした。林詩棟

また、最近の対戦で張本に勝利している温を思い切って2番手にし、張本に連敗中の林を3番手に回す選択肢もあるとした上で、「張本だけでなく松島輝空や戸上隼輔も控える強敵の日本に対して中国コーチ陣の采配が注目される」と伝えた。(編集・翻訳/川尻)