インテルへの移籍が確実視されていたローマのルーマニア代表DFキブだが、その後、獲得合戦にレアル・マドリー、バルセロナなども参入。その行方が注目されているが、どうやらローマに残留することになりそうだ。キブ本人は、イタリア国外への移籍には前向きではなく、インテル移籍かローマ残留を希望している模様。一時は契約寸前と言われたインテルだが、キブ側が交渉の手段としてレアル・マドリーやバルセロナからの好条件をクラブに突きつけてきたと判断。これに嫌悪感を示し、キブへの提示条件を引き下げた。このため、キブはインテル移籍を諦め、ローマ残留に気持ちが傾いているという。ローマのスパレッティ監督もチームの大黒柱であるキブの残留を強く望んでおり、現時点ではローマに残留、契約を延長する可能性が高まっている。